― ものの見方 ―
空間は、図面や寸法だけでは決まりません。
設計意図をそのまま再現することだけが正解ではないと考えています。
現場の条件や素材の特性を踏まえながら、
どこを守り、どこを調整するかを見極めることも、
空間の完成度に大きく関わると感じています。
BUMPSが空間を見るときに大切にしている視点を、
いくつかの断片としてまとめました。
01
整っていることと、気持ちいいことは違う。
寸法や納まりとしては正しくても、
空間として少し重たく感じたり、
抜けが悪く見えたりすることがあります。
“整っている”ことだけでなく、
その場に立ったときにどう感じるかを大切にしています。
02
余白は、空間の呼吸になる。
何かを足すことよりも、
どこを引くかで空間が整うことがあります。
すべてを埋めるのではなく、
少しの余白を残すことで、
空間に呼吸が生まれると考えています。
03
素材は、見た目だけではない。
素材は色や質感だけでなく、
光の受け方や周囲との距離感によって印象が変わります。
単体で良く見えることよりも、
空間全体の中でどう馴染むかを見ています。
機能や素材の持つ特徴も確認します。
04
違和感は、精度の入口になる。
“なんとなく気になる”という感覚は、
曖昧に見えて、実はかなり大事です。
その違和感を無視せず、
なぜそう感じるのかを掘ることで、
空間の精度が上がることがあります。
05
光で、空間の印象は変わる。
同じ素材でも、光の当たり方や影の落ち方で
見え方は大きく変わります。
形や寸法だけでなく、
時間帯や照明によってどう見えるかも含めて考えています。
06
空間は、正解より“納得感”でできている。
ひとつの空間に、絶対の正解があるわけではありません。
でも、その場所に立ったときに
“これでいい”と思える納得感はつくれると考えています。
BUMPSは、その納得感を高めるための仕事をしています。
